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バカと付き合うな を読みました

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みなさんこんにちは。

すっかり寒くなってきましたね。

こういう時は、しっぽりと熱燗で一杯やりたい気分になりますね。

これから忘年会シーズンになっていきますので、みなさんも体調には気をつけてください。

ちなみに僕は忘年会は嫌いです。なぜかって?なんで年を忘れるのに酒を飲まないといけないのかが、いまいち理解できないからです。

そもそもどうして年を忘れる必要があるのかもよくわかりません。嫌な記憶はそのうち忘れていくし、覚えておきたいことは覚えているし、何かを忘れるために別に誰かと一緒に酒を酌み交わす必要性を感じません。

今年のことは忘れて、また来年から心機一転、頑張っていきましょう的なことなんだろうと思いますが、まあ同じ時期に同じようにする、まあなんですかね、当然するだろう的な同調圧力が苦手なんですかね。

まあ、とは言いながら完全否定ではないので、うっとおしい人の多さと呑んだくれた酔っ払いと一緒に電車に乗せられた時の不快感以外は、ある程度はしゃーないか、って感じなんですけど。

さて、今回は上記の内容にも関係しているであろう堀江さんと西野さんによる共著「バカと付き合うな」です。

うーん、これまた刺激的なタイトルですね。。

本をめくると、目次にはバカのオンパレードです。こういうバカ、こんなバカ、さてまたこーんなバカ、、と、バカの総合商社(この言い方古い?)となっております。

自分も含まれているんだろうなと、ゾッとしながら一気に読み干してしまいました。

 

結論から言いますと、これ、読みましょう。とりあえず、騙されたと思って読んでみてください。

 

自分がバカ呼ばわりされていようといまいと、とにかく感情は置いておいて。

これからの社会で生きていく上で必要な物事の考え方が載っています。

これまでも必要ではあったと思うけど、社会が変わっていこうとしている中、重要性がさらに増していくだろうと思われるマインドセットといったほうがいいのかもしれませんね。

社会人になる前の人も、社会人まっ盛りの人も、もうすぐ定年の人も、みなさん読んでください。

内容については、諦めずに行動することの大事さ。これに尽きると思います。

諦めた人、行動しない人がこの国には大量にいます。何を隠そう私だって抵抗はしているけど、抵抗しなければならない時点で一定範囲、諦めや行動しないことで自分を納得させようとしている面がある。そういう人も含めると、ほぼ99%の人がそうではないかと思います。

そういう人たちと一緒に、なんとかそれぞれの人が直面している現実を行動によって打開したい、その際の恐怖感を取り除くことや納得して行動するために読書という力を借りる。行動する前の恐怖は理性でコントロールできる。それこそがこのサイトのコンセプトなんですけどね。

そうした人たちをいろんな切り口で「バカ」と呼び、彼らと付き合っている場合じゃないぞ、とハッパをかけられます。

行動といっても、会社を立ち上げたり大統領になったりとかいうような、おおそれたことじゃないですよね。

行動によって、これまで支配されてきた既存の価値観から脱却する。その時に見える景色は、山の上に登った人しかわからない景色をいくら伝えても分からないのと同じなんでしょうね。

えらそーなことは言えませんが、そういうものなんだと思います。

みなさんも、現状に何かおかしいというか、なんでこんなことになってるんだ??という疑問を感じたら、この書籍に目を通すことをオススメします。

その際に必要になるのは、自分自身がいかに誰かが作った価値観を知らぬ間に正として、そこから外れないように行動させられてきたのかという事実を認識することです。

そこから話はスタートです。

でないと、途中で考えがブレてきますので。

そして、自分自身の考えを徹底的に抽象化して俯瞰し、論理に基づいて整理していく作業、、、これこそが哲学につながるのではないかというのが僕の考え方です。

哲学など役に立たない、、僕も思ってました。最近まで。

でも、人間の行動は思考に左右されるんです。思考したことのないことは行動もできません。当たり前ですが。行動を左右するのは、思考なのです。思考がおかしいままなら、それに基づいてとる行動も、おかしいことになります。

その思考が何に寄り掛かって成立しているのかを客観的に俯瞰し、必要ならば修正を加える。これをするには、思考を概念化し、論理的に構築する必要があります。

それこそが哲学と同じです。

元をただすとあらゆる学問の大元は全て哲学で、それが各分野に細分化されて現在の学問体系になっていると思われます。

堀江さんはこの本の中で哲学など興味ない、とおっしゃっていますが、実際に考えている内容は哲学でも重要なテーマだったりするので、結局はルートが違うだけなのかな、という気もします。

ただ、私自身あまり哲学に深くはまり込む気はありません。考えているうちに話が哲学ちっくな領域になってきたので、関連する考え方に触れていく、くらいのことしかしていません。

あれ、いつのまにか話が哲学の話になってしまいました。

まあ、ようするに自分が正しいと(暗黙のうちに)考えている価値観を相対化すること、これが重要だということなんじゃないでしょうか。

話が長くなりそうなので、いったん今回はこれで終わります。

この書籍は重要だと思うので、また次回もこの書籍をテーマにしたいと思います。

では。

 

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