こんばんは。
今日は、不動産の数字をまた見ていきたいと思います。
4月6日の記事「今日の数字〜マンション坪単価」で、日本国内におけるマンション坪単価の比較を行いました。
そして、高級住宅地における価格の比較を国際都市間で行ってみました。
東京は家賃が高いと思いきや、世界を見渡すともっと高い都市があったりして、意外な印象を受けられた方もいるかもしれません。
そして、今回は下の表です。
この表はGlobal Property Guideという不動産に関する各国の統計データをまとめて比較しているサイトから作成したものです。
やはり、ロンドンは高いですね。香港も同じくらい高い。これらが2トップです。例えば50平方メートルの家に住もうと思って購入を検討するなら、1億5千万円以上かかるというレベル。
東京は高いけど、まだそこまで言っていませんね。東京だと50平方メートルの家を購入する場合、約9千万円になります。
前回と同様の結論ですが、東京が高いといっても国際的にみると他にも同じくらい高い都市はいくつかあって、それはイスラエルのテルアビブだったり、パリだったり、モスクワだったりウィーンだったりするわけです。
この表の一番下にある台北ですら、50平方メートルの家を買おうと思ったら5千7百万円します。
みなさんの直感と比較してみて、どうでしょうか。
上海とシンガポールも確かに高額ではありますが、意外に低いなと思われる方もいるかもしれません。
台北は東京よりは安いですが、日本国内でみるとかなり高い水準になります。
きっと数年前は日本に比べると安い水準だったんでしょうね。
どちらかというと、日本は追いつかれる側(そして、追い抜かれる側)にいます。やはり、こういうところにもアジア諸国の経済の伸びが間接的に影響を及ぼしているんだな、と思った次第です。